現代短歌社

瞑鳥記

伊藤一彦

瞑鳥記

『瞑鳥記』は私にとって血なまぐさく、それゆえ、ときに生への激しい希求を感じさせる歌集である。(大口玲子「解説」より)

  • 水中のようにまなこは瞑りたりひかるまひるのあらわとなれば
  • われらもつあるかなきかの自由よりゆたかなるかな 一滴の血
  • おとうとよ忘るるなかれ天翔ける鳥たちおもき内臓もつを
  • 定価:667円(税別)
  • 判型:文庫判ソフトカバー
  • 頁数:104頁
  • ISBN:978-4-906846-30-6
  • 初版:2012年11月27日
  • 発行:現代短歌社

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